どうして顔汗はテカッて、ベトベトなの?

汗は全身から出るはずなのに、顔汗だけ少し違いませんか?

ベトベトして、顔のテカリの原因だったりしますよね。

顔汗の原因と特徴を見ていきましょう。

汗の本来の機能と発汗の仕組

汗の機能は、体温が上昇すると体に負担がかかるため、体温を引き下げ、体温調整する役割があります。

汗が皮膚の表面に出て蒸発する際にまわりの熱を吸収(気化熱化)して、体温を下げます。

脳が自律神経(交感神経)の働きを通じて、汗腺(汗の出口)に刺激を与えて汗が出る仕組みです。

この汗を出す刺激を出すケースは次の2つが知られています。

1.体温上昇による温帯性発汗

脳が体温上昇を感知し、全身に汗を出させて、体温調整を行います。

通常の汗で、エクリン汗腺と呼ばれる汗腺から、水、塩分、尿素、尿酸、血漿(けっしょう)などを出し、汗腺を通過する際にミネラルが再吸収され、水分と塩分主体の不純物を含まないサラサラな汗となります。

2.ストレス・感情などによる精神性発汗

ストレスなどによる神経性発汗の場合は、顔、手、脇、足の裏などに主に出ます。

原因はアポクリン汗腺という一般の汗とは別の汗腺から出るためです。

アポクリン汗腺は、エクリン汗腺より皮膚の奥にあります。

そこから脂質やたんぱく質を含む粘り気のある汗が出るのですが、再吸収が間に合わないこともあり、ベトベトな汗となります。

また、アポクリン汗腺から出た汗が皮膚で細菌に分解されると臭いが発生し、ワキガの原因ともいわれます。

アポクリン汗腺から出た汗は、大粒で蒸発しずらいため気化熱による体温引き下げ作用が弱く、臭いもしやすいので、悪い汗と言えます。

 

よい汗をかくために

適度な運動を行う


汗がアポクリン汗腺よりもエクリン腺から出るようにするのが望ましく、日ごろからスポーツを行うなどの運動を行い、汗腺の活動を活発にしてエクリン腺から汗がでるように促します。

運動不足でいると汗をかく機会が少なくなり、汗腺活動が低下して、エクリン汗腺からのよい汗をかきにくくなります。

日頃からウォーキングなど体を動かし、汗腺の活動を維持するようにしましょう。

体を温める食品


ショウガ湯、ホットハチミツレモンなどといった体を温める食品をとるのも、よい汗をかくのによい方法です。

リラックスする


ぬるま湯にゆっくりつかったり、半身浴をするなど、リラックスすることを心がけます。

リラックスして、発汗を促す交感神経を落ち着かせると、神経性発汗を抑えることができ、結果として顔汗も減ります。

きちんとした食習慣を身に着ける

規則正しい食生活を行い、海藻、豆類など食物繊維のたっぷりな食材をとると、腸の悪臭を防ぐ善玉菌を増やしてくれます。

悪玉菌が増えてしまうと、悪玉菌が作るアンモニアや硫化水素によって、疲労感や肌荒れ、体臭がきつくなります。

逆に言えば、腸の調子をよくすることで、汗腺でのミネラルの再吸収を高め、汗の質をよい汗メインに変えることができるのです。

 

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