汗かきを治す対策

汗かきですが、困るのが顔汗です。

朝バッチリメイクを決めても、顔汗でメイクが崩れ、恥ずかしい思いをしたことも。

顔汗をかくと、前髪もひっついたり、メイクが崩れて顔がテカったり、何かと恥ずかしい思いをしました。

そんな汗っかきさんのために、「汗かきを治す対策」を解説します。

汗をかく仕組み を知ろう

エクリン汗腺

汗は皮膚にある汗腺から

でも汗腺には2種類あることをご存じない方も多いと思います。

サラサラで無臭の汗は、エクリン汗腺から出で、この汗は
いわゆる「汗」です。

日本人は全身に230-250万個のエクリン汗腺があると言われており、エクリン汗腺は全身に分泌。

サラサラの汗は蒸発しやすく、皮膚からも吸収されるので保湿効果になります。

さらに適度な汗と皮脂が皮脂膜を形成しバリヤーの役目をするので、ウィルスの侵入を防いでくれます。

一方、精神的な緊張で発汗する汗がでるのがアポクリン汗腺です。

顔、脇の下、おへそ、下腹部などにアポクリン汗腺は集中。

アポクリン汗腺から出る汗は白く濁っており、ニオイはほとんど無いのですが、ミネラルを含むため細菌による分解とあいまって、ニオイが発生するケースが多々あります。

汗をかく3つの原因

汗をかく3つの原因から解説しますね。

温熱性発汗

汗の役目は上昇した体温を汗で下げる役目をします。

この際の汗は、エクリン汗腺から主に分泌。

精神性発汗

緊張した時など精神性のストレスが加わり、自律神経が乱れて、汗が出ます。

冷汗などで有名ですね。

この汗は、アポクリン汗腺から主に出ますので、顔汗、脇の下、手のひら、足の裏など場所が限定されています。

味覚性発汗

辛い物を食べた際にかく汗です。
食べ終わると汗も引きます。

汗かき対策トレーニング

汗をかくにも個人差があり

汗腺は生後2~3年の期間を得て、汗を分泌する能動汗腺となり、その能動汗腺の数は変わらないと言われます。

全身にくまなく能動汗腺が働いていれば、全身から少しずつ汗が蒸発し、滝のようなまとまった汗とはなりません。

エアコンの効いた室内にばかりいると、汗をかく機能が衰え能動汗腺が適切に活動しない感染が増えると一部の能動汗腺に汗が集中し、汗の玉が大きくなり汗っかきとなります。

汗っかきを治すには、能動汗腺を適切に働かせることが大切。

汗腺機能向上の方法をみていきましょう。

入浴時のトレーニング

足湯
足湯

膝から下をお湯につける足湯。

温泉地で見かける光景ですね。

この足湯、温度を43~44度程度高めのお湯にして、両足のひざ下を10分程度つけます。

このときに、ひじから手先までを一緒にお湯につけるとさらに効果があります。

足湯は、毛細血管を温め拡張し、血の巡りをよくして発汗を促進する効果あり。

つまり、気持ちいい足湯に10分程度浸かると、汗がジンワリ出てきて、能動汗腺を活動させるのに役立ちます。

バスタブに腰掛けを置き、座りながら膝下まで高めのお湯を入れると次の半身浴がやりやすく、よいでしょう。

半身浴

足湯が終わったら、ぬるま湯を足して温度を36-38度程度にして、半身浴で10分程度浸かります。

高温で高まった交感神経を静め、リラックスするための半身浴です。

この際にお酢を入れると、発汗を促して能動汗腺の働きを高めます。

手足には普段は働かない休眠汗腺が多数存在しており、足湯と半身浴を行うことにより、活性化します。

お風呂上がりには、リンゴ酢や黒酢などで割った飲み物や生姜ドリンクや、スポーツドリンクをのむと能動汗腺がより活発化できますよ。

こうした汗腺機能を高めるトレーニングを続けると、能動汗腺が増えて少しずつ毛穴からサラサラの汗が出て自然に蒸発し、汗玉になりません。

普段汗をかかないのにちょっとした運動で大量の汗をかく方には

普段、エアコンに囲まれた生活だと、汗腺機能が衰えます。

暑い夏に外に出て急ぎ足などすると、普通は体温が上昇し汗が出て体温調整をしてくれますが、汗腺機能が衰えて汗が十分でないと肌に近い毛細血管を広げる指令が脳から来ます。

そうなると、大汗がいっきに吹き出ることに。

こうした方には、発汗トレーニングといって、能動汗腺の働きを活発化するよう運動するトレーニングがあります。

運動でのトレーニング

ウォーキング

能動汗腺の働きを活発化するには、軽い運動を続けることが大切です。

有酸素運動をすると、手足など末端まで血が巡り、発汗を促します。

汗ばむ程度がベスとです。

買い物の際に10分程度早歩きをし、汗が少しずつ出る程度の運動を毎日続けるだけで効果がでます。

本格的に汗腺トレーニングをするのであれば、ジョギングで、少し息が切れる程度の負荷をかけると効果があります。

制汗のツボ押し

能動汗腺を活発化するには、ツボを定期的に押すこともオススメです。

手にある「合谷(ごうこく)」「後谿(こけい)」「陰郄(いんげき)」などのツボが効果があり。

また、胸のツボである「大包(だいほう)」「屋翳(おくえい)」は半側発汗作用があり、汗を抑える効果があります。

私はあまりしませんが、足つぼの「復溜(ふくりゅう)」も効果があると言われています。

漢方や抗コリンによる治療

どうしても多汗症が治らない方は、薬の服用でも汗を抑えることができます。

体の熱を下げる「白虎湯加人参湯(ビャッコカニンジントウ)」などが有名ですので、漢方医または漢方薬局に相談してみてくださいね。

また、皮膚科に相談すると、汗を抑制する「プロバンサイン」などの抗コリン剤を処方してくれます。

汗が出る際に汗腺にはアセチルコリンという物質が分泌されるため、抗コリン剤を使い、アセチルコリンの分泌を少なくすることで汗を抑えます。

抗コリン剤のデメリットは、喉が渇いたり、目が乾いたりといった副作用が報告されていますので、医師の指導の下で治療を行ってくださいね。

なお、手軽に顔汗を抑えるのであれば、顔汗用制汗剤もお手軽です。

私が使用している顔汗用制汗剤の使い勝手を紹介しますね。

いかがでしたか?

参考にして、汗っかき体質からの改善にとりくんでくださいね。